冬の薬膳ー寒さからからだを守りましょうー

Vida Sanaは鍼灸学だけではなく、薬膳学にも基づいたヘルスコーチングをしております。今回は、冬におすすめの薬膳レシピ―をお届けしたいと思います。

 本格的に寒くなって参りました。Vida Sanaとして迎える初めての冬!施術に温活グッズが増えました。背中に引く電気マットと足元の毛布、コンパクト湯たんぽ。これだけあれば冬でも温かく施術を受けて頂けるのではないかと思っております。施術が終われば「ホカホカで、お風呂に入ったみたい!?」とおっしゃる方もいるほどです。

 さて、そういうわけで寒い冬を乗り切るための薬膳紹介です。

 冬は「陰陽」でいうと、一年で最も「陰」が多くなる冬至に向けて「陽」が少なくなる季節です。

【24節気の太極図】

このように「春夏秋冬」は「陰陽」の増減として捉えることができます。一日も、太陽が昇る朝から陽気が増加して、お昼に陽気が頂点に達したのちは、陰気が増加して、夜は陰に属することになります。このような陰陽の概念に関して、本格的に説明しようとすると一冊の本ができてしまうので(笑)、ここではごく簡単に薬膳に関わる側面を紹介します。

東洋医学の考え方からすると、自然界に存在するものには陰陽の相互作用と対立の両面があります。一日のうちでも陰陽の変動があるように、常に陰陽は変動しながらバランスを保とうとしています。ですから、身体が環境の変化に対応してバランスを保とうとするのを食べ物によって助けることが、薬膳学の考え方の基礎になります。

日本人は漢字からなんとなくイメージできますが、「陽」は「温かい」「上昇する」「明るい」のに対して、「陰」は「冷たい」「下降する」「暗い」ということになります。

 冬は「陽」が少ないということは、「温かさ」「上昇性」「明るさ」が少ない。現代人にとっては「冬は寒くなって、日が短く暗くなる」なんて当たり前のことを言っているだけのようですが、だから「陽」を補って健康を保つべきだという法則性にまで高めた古代人の自然の捉え方!素晴らしい!と感動を覚えるのは私だけでしょうか。

 その「陽」を補うためには、薬膳でいうところの「補陽類」という食べ物を中心に献立を考えることになります。例えば、クルミ、ニラ、羊肉、エビなどがオススメです!

 また、陰陽概念を人体の構造に対応させて考えると、上半身が「陽」で、下半身が「陰」になります。その下半身と深い関係にあるのが五臓でいうと「腎」になります。したがって、冬には「腎」の「陽」を補うことによって病気を寄せ付けない身体を保つことができる、と薬膳では考えます。

 もっとも、そんなに難しい理論を振り回さなくても、冬は腰のあたりが冷えてゾワゾワするところから風邪をひいたりする、という経験は誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。または、寒いと自然に腰から背中の腎臓があるあたりに手を当ててしまう、という経験もありませんか。身体は自然と陰陽の法則に敏感に反応しているのかもしれません。

というわけで、冬の身体には腎陽虚に効く薬膳レシピ!

骨付き鶏肉野菜たっぷりスープ

【材料】(2人分)

鶏肉チューリップ6本、大根60グラム、ニンジン60グラム、長ネギ60グラム、生姜ひとかけ、にんにく(お好みの量)、陳皮&クコの実(お好みの量)

【作り方】

(1)大根、ニンジン、葱を適当な大きさに切る。

(2)生姜とにんにくをみじん切りにしてフライパンに油をしいて炒める。

(3)⑵に⑴を加えて炒める。

(4)⑶を鍋に移して、鶏肉・適量の水・陳皮・クコの実とともに煮込む。

(5)火が通ったら出来上がり。

エビニラ炒め

【材料】(2人分)

エビ200g、ニラ1束、葱&生姜(お好みの量)、醤油&塩(適量)、ごま油

【作り方】

(1)エビは背ワタを取って包丁を入れる。韮は一口サイズに切る。

(2)葱と生姜をみじん切りにする。

(3)ごま油で葱と生姜を先に炒める。

(4)香りが立ってきたらエビを加える。

(5)エビの色が変わったら、ニラを加える。

(6)醤油と塩で味付けをして出来上がり。

 Vida Sanaは、皆様とご一緒に美味しくて身体にも良い薬膳を目指していきます!

薬膳ブログ続きをお楽しみに!(以上)

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