皆様こんにちは！
桜の季節が来ましたね、だんだんと花粉も落ち着いてきてお散歩日和が続く今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか？
タイトルにあります通り、3月31日を迎えまして、Vida Sanaは開業3周年目を迎えることができました。
気持ちを新たにするために今回は修験者の道、茨城県の加波山に登って参りました。
加波山は筑波山と連なる山の一つで、標高709mと低山。
江戸時代から採石場としても有名で、この地域で採れる花崗岩は真壁石と呼ばれ、灯篭などに活用されていました。採石場は今でも存在し、車が通れる舗装された道が登山道中盤まで整備されていました。
また加波山の麓には天狗を祀った加波山神社があり、天狗の山、修験者の山として知られています。
現在でも修験者の修行の場として活用されている山ですが、
その標高の低さと道が途中までコンクリートで舗装されていることからか、
ネット上では、ハイキングコース、ファミリー向けといわれる山です
(採石場の写真と天狗神社の写真)
しかし、考えてみますと、天狗が住むような山、修験者の修行に使われるような山がそんな生易しい山であるわけがないと、気が付くべきだったんですよねー。
私たちが登った道は周回コースと呼ばれる、山頂の神社群を巡って降りてくるものでした。
最初の5合目まではコンクリートの道だったのですが……
急坂でコンクリートの道を40分歩くのは意外とキツイ！
そう、加波山は急斜面の山だったんです。
登っても登っても見えてくるのは急斜面の坂。
本当に、ファミリー向けとは一体……。
しかし、6合目以降は、修験者の道。
杉林の中へ身を投じると、しんと静まり返った空気と鳥のさえずりが身体にまとわりついてくる。
心を清めていく修験者の気持ちを味わうことができる。
そんな素敵な山でした。
(岩の写真と頂上からの景色)
気持ちが洗われ、南米日本鍼灸伝道師として良き再スタートが切れそうです。
さて、というわけで再スタートとして、
春のペルー薬膳を紹介していこうと思います。
今回は春から初夏にかけての旬の素材「そらまめ」を使った薬膳です。
「そらまめ」は、薬膳の分類では、利水滲湿類。つまり、身体の余分な水気を体外に排出してくれます。むくみが気になる方にぴったり。特に皮の部分に利水作用を促す成分が多いらしいので、皮ごと食べるのがおすすめです。これから梅雨の時期にかけて、ぜひ取り入れたい食材。大豆や黒豆も同類ですので、ゆで大豆を使ってもOK！
実は、ペルーの山岳部ではじゃがいも・とうもろこし・そらまめが、日本人にとってのお米のご飯と同じような位置づけになっています。胃腸の調子を整えて、余分な水分を排出してくれる機能があります。
「そらまめ」は、日本ではそのまま茹でたりしておつまみのような食べ方をされることが一般的かと思いますが、ここで紹介したように、スープやサラダの具材として活用してもらえるとぐっとレパートリーが増えるのではないでしょうか。
★材料
玉ねぎ（みじん切り）1/4玉
オリーブオイル 大匙2
パプリカパウダー 大匙１
ソラマメ 15個
ジャガイモ 2個
カッテージチーズ 100g
塩 適宜
お好みのハーブ類（オレガノなど）
牛乳 100cc
最後にポーチドエッグ加える＋粉チーズふりかけ
★作り方
１）玉ねぎをオリーブオイルで炒めて透明になったら、パプリカと香辛料を加えてルーを作る。
２）水300cc、さいの目に切ったジャガイモ、ソラマメを加えて煮立てる。
３）材料に火が通ったら、牛乳とカッテージチーズを加えて味をまとめる。
４）最後に、フレッシュハーブとポーチドエッグを加え、盛り付ける際に粉チーズをふりかける。
★材料
カッテージチーズ 100g
紫玉ねぎ 1/4玉（みじん切り）
トマト 1/2個（皮と種は除いてみじん切り）
ソラマメ 15個
パプリカ １/4個（本当はロコト）
ゆでたジャガイモ 1個
（ドレッシング）
オリーブオイル・白ビネガー・オレガノ・刻みイタリアンパセリ・塩
★作り方
１）あらかじめソラマメはゆで、ソラマメ以外の材料は、すべてサイコロ状に切る。
２）ドレッシングの材料をよく混ぜて、１）の材料を混ぜ合わせる。最後に、オリーブオイルをふりかけて出来上がり。
お好みでアンデス原産スーパーフードのキヌアや刻んだオリーブを加えても美味！
初夏に向けてペルー料理で身体を整えていきましょう！
それでは、皆様が健やかでありますように。