【フェリップ日誌】①セミナー行脚~大忙しのはじまりはじまり~

 皆様こんにちは。
 あっという間に、11月も半ばを過ぎ、もういくつ寝るとお正月というところですね。
 いきなり冬到来で寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 今回からですね、
 タイトルにあります通り、VidaSanaが7月にスペインへ訪れた際にご指導頂いたフェリップ
先生の来日期間の記録ブログ
となります。
 フェリップ先生は去年も来日して、その時のセミナーの様子とKINSEIKYU🄬の紹介も昨年のブログ
にまとめておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
 なぜ、Vida Sanaのブログでそのように発表するかといいますと、私、Chikakoがフェリ
ップ先生の日本での公式通訳者(!)として務めさせていただいたからです!
 この影響で予約を先延ばしにしていただいた患者さん方、誠にありがとうございました。
決して遊んでいたわけではありませんよー!


 というわけで、2024年10月中旬にフェリップ先生来日。
 その直前までフランスで1週間のお灸セミナーを行い、スペインの自宅に帰ることなく日
本行の飛行機に乗り込んでいらっしゃいました。先生は本当にタフです。
 ここから怒涛の3週間強のはじまりはじまり。
 
 まずは10月14日に名灸師・深谷伊三郎没後50周年記念イベント@江島杉山神社にて、ご
自身の世界各地での深谷灸普及活動の紹介とKINSEIKYU🄬のデモを披露。これが来日直後の
こと。このときにはChikakoは帯同していませんので写真などはありませんが、深谷灸ファ
ンが大集結のにぎやかなイベントになったようです。フェリップ先生のFace Bookをご覧い
ただくとそのときの様子が見られます。(少し床での施術がきつそうです(笑))

 次に10月16日KINSEIKYU🄬導入セミナー@東洋鍼灸専門学校(新大久保)

 実は東洋鍼灸専門学校で今回紹介セミナーをさせていただけたのは、校長の大浦慈観先生
のご配慮があったためです。フェリップ先生に代わりまして、深く感謝申し上げます。本当
にありがとうございます。

 希望された学生さんの前で1時間半ほどのセミナーだったのですが、実技室二つ分のスペ
ースを手配いただき、なんと70人近くもの関心を持つ学生さんが集まりました!

 東洋鍼灸専門学校には竹の輪灸(竹の中にもぐざを入れる温灸、スーパー温竹のサイズ違
い)を練習する部活があるということで、学生さんのお灸に対する関心の高さがうかがえま
した。
 海外で開業することを検討されている方も多い様子。私Chikakoも学生時代から調べてわ
かっていましたが、海外で鍼灸をしようとすると、現地の免許を取得する必要があることが
多いのです。人体の内部に何かしら物を刺入するのには医師資格等が必要になりますが、お
灸の施術を行うのに資格は必要がない所がほとんど。そもそもお灸という概念がないので。
 東洋鍼灸専門学校の学生さんには社会経験をされた女性の方が多く、もともと海外に住ん
でいた、仕事をしていたという方、何名かとお話をすることができました。海外では鍼は刺
せないかもしれないけど、お灸ならできるかもしれない。だからお灸を学びたいという方々
が一定数いらっしゃるんですね。
 日本語では「鍼灸師」というように鍼と灸の施術を同じ人が行う前提の表記になりますが
、英語で鍼灸というと「acupuncture」となり、これには「鍼」による施術の意味しか含ま
れていません。灸は「moxibustion」「moxa」と表現され、日本語でいう鍼灸を正確に訳そ
うとすると「acupuncture & moxibustion」になるのですが、そうはいわれても一般には欧
米圏でのお灸に対する認知度はまだまだ高くありません。逆に言うと、日本で行われている
お灸の施術が世界に広まる余地があるということ!そこで登場したのが、フェリップ先生な
のです!

 セミナーが終わるとフェリップ先生のまわりに人だかり! 1時間半のセミナーでは足り
ない! もっとKINSEIKYU🄬を知りたい! とおっしゃる方続出。
 そこで11月2日・3日のセミナーの宣伝をしたのですが、なんとその日は東洋鍼灸専門学
校の文化祭! 残念!

 こんなにフェリップから学びたい! お灸の使い方を知りたい! といわれるのに、セミ
ナーをやる機会があまりない。ということで、Vida Sana主催のセミナーを急遽開くことに
なったのですが、その話はまたのち後。
 フェリップ先生が来日してから一週間、お灸の炎が燃え広がり始めているのを感じずにい
られませんでした。

 今回はこのくらいで、次回は大阪セミナー篇です。
 では、皆様にもお灸の炎が燃え移りますように。

※今回のシリーズでは先生とセミナー終わりに飲んだ写真を掲載。Vida Sanaもフェリップ
先生も、土地に根差した美味しいお酒と食べ物に目がないという共通性があるのです。
!VIVA VINO & SAKE!
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