【フェリップ日誌】②大阪一日KINSEIKYU🄬セミナー~頑張った人には焼き鳥~

 さて、次は今回の来日中のメインセミナーの一つである10月19日KINSEIKYU🄬一日セミナー@森ノ宮医療大学(実践美容鍼灸研究会主催)について報告します。

 今回の大阪セミナーを主催してくださったのは、実践美容鍼灸研究会の代表・縁里庵かつもと鍼灸院の勝元宏亮先生
 勝元先生先生は関西のテレビ健康番組などにも出演されるお灸の専門家。自作のお灸道具を開発されている、いわばお灸マニア!?といっても過言ではない方です。今回セミナー用にご用意いただいたもぐさセットも並みの鍼灸師では揃えていないもぐさの種類を来場いただいた方に配っていただきました。

 鍼灸院での施術の他に、実践美容鍼灸研究会の代表もされており、いわく勝元先生自身が勉強したい&面白いと感じた方を呼んで勉強会をしてもらう会とのこと。以前は鍼灸の映える写真の撮り方の勉強会も開かれたことがあるという美意識をお持ちです。
 勝元先生の治療院のHP実践美容鍼灸研究会HPのリンクを貼りつけますので、ぜひ皆さん見てください。先生の面白さが伝わってくると思います。

 今回のセミナーは森ノ宮医療大学の実技室をお借りして、現地参加とZoom参加をあわせて約50名が参加されました!
 勝元先生のこれまでに積み上げた信頼とネットワークの広さが、セミナーの規模に現れてると感じました。なかなか通常のお灸のセミナーに集まる人数ではありません。
 運営面でも、勝元先生とスタッフの方々の連携ぶりと配慮&練度の高さは見事!としか言いようがありませんでした。Zoomの手配、会場のセッティング、当日のさまざまな道具の用意、何から何まで完璧な対応に感嘆です。
 勝元先生と一緒にセミナーを運営してくださったスタッフの皆様には心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 セミナーでは、フェリップ先生への質問がZoomからも会場からも盛んに出て、時間いっぱいまで使って、実技も行い、皆さまに満足いただいた様子!

 八分灸と温竹と手技でここまで身体に対する自認が変わるという体験は、かなり衝撃的です。お灸を施術に活かすための大きな基盤的経験になると、私自身もセミナーを受けた身として実感しております。
 フェリップ先生と一緒にセミナーをしていると、先生は本当に人を惹きつける才能があるんだなぁ!と思わされます。
 日本語なのかスペイン語なのか話している言語には関係なく、Felip先生が熱量を持って語りかけてくれると、皆が共鳴してしまう。このセミナー行脚の間に何度となく目にしました。
 フェリップ先生の話を食い入るように聴く。何度となくフェリップ先生に会いたくなる。フェリップ先生に会うことで施術家として活力をもらえる。我々が目の前にした受講生の多くがそんなふうに感化されるのです。
 この感じは実際にフェリップ先生の話を直に聴いた人にしかわからないかもしれません。
 本当にこの人は深谷伊三郎の生まれ変わりではないかとすら思うこともあります。
 

深谷伊三郎の紹介

 森ノ宮医療大学からの帰り道、大きな夕日が駅から見えました。すると、すかさずフェリップ先生は夕日に向かって走り出したんです!セミナーを終えた先生の中に高揚感が生まれているのが、見ているこちらにも伝わってきました。思わず、真っ赤に燃えるもぐさの炎のような夕日に向かっていきたくなったのでしょう(笑)。

 今となっては杞憂にすぎなかったと分かりますが、フェリップ先生にとって、深谷灸の生まれ故郷である日本で、スペイン人の自分が日本人を対象にしたお灸のセミナーをすることは果たして受け入れられるものなのだろうか?という不安は長い間ぬぐいきれなかったのだそうです。しかし、今回の来日でフェリップ先生のお灸人生は異なる次元に突入したことが自他ともに認める段階となりました。確かにフェリップ先生はお灸のマイスターなのです!

 どうですか、もぐさの炎のように美しいでしょう。
 ……この後、ワインがものすごく進んだのはいうまでもありませんね。

 さて、今回はこれくらい。次回はこのたびの滞日中のメインイベントである日本伝統鍼灸学会について報告しますね。

↓↓↓Felip先生が今回の大阪でハマったもの↓↓↓


 日本に15年近く通っていて、こんなに美味しい焼き鳥は初めて食べた!というお店に当たり、すっかり焼き鳥に心酔して、スペインに帰ってから自宅でも焼き鳥を作ったFelip先生。

 ちなみに今回の来日で日本酒のたる酒獺祭を非常にお気に召した様子…さすが、前世が日本人のFelip先生です(笑)!

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