皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は皆様のお身体を診させていただきながら、施術する私たちも成長を得られる良き一年でした。
今後とも皆様の健やかな毎日のために取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願い申しあげます。
皆様に健やかな毎日を送っていただくためには、私たちにも癒しは必要。
というわけで、Vida Sana沖縄慰安旅行に行ってまいりました!
……なんだ単なる自慢?!…ではないんですよ!
VidaSanaはどこに行っても薬膳の観点から風土をみています。
沖縄にあって、圧倒的に日本人に足りないものがあるんです。
それはなんといっても肉食文化。
沖縄は豚食レパートリーの宝庫なんです。豚は頭からしっぽまで捨てるところがありません。耳はミミガー、足はてびちぃ、内臓は中味汁にと、豚を余すところなく食べます。
豚のおいしい食べ方を日本で一番知っているのは沖縄の人でしょう。
本土でソーキ(スペアリブ)や角煮といえば、ギトギトして脂ぎったものをイメージされるかもしれません。しかし、沖縄で食べる豚料理は、余計な脂が落とされて、昆布や鰹節のだしを効かせた味付けであっさりしています。
沖縄独自の丁寧な調理がされている豚肉を食べるとわかるのですが、これなら豚肉を健康的に毎日食べられます。
一般的にお肉の塊料理は若い人のもの、運動をやっている人がたくさん食べるものと思われているのではないでしょうか。そんな既成概念に挑戦するのが沖縄の豚料理。本来は老若男女がみな毎日食べられるはずなんです。
特にご高齢になられた方は、毎日しっかり肉を食べることで筋肉を保つためのタンパク質補給がばっちりできます。沖縄では市場や飲食店で元気に働いている多くのおじい・おばあに出会うことができる所以でしょうか。伝統的な沖縄料理が主流だったころの沖縄は長寿県として有名でした。風土に見合った島野菜とお肉のバランスがとれた食事は薬膳なんですね。鰹節と昆布のおだしへのこだわりも日本随一!和食の神髄にも通じているのです。
ペルー特集記事でもお伝えしましたが、丸ごといただく肉食は現代日本人に足りないものです。ペルー人は鶏肉食いでしたが、沖縄人は豚肉食い。いのちを丸ごといただくことは元気に生きるためのキーポイントです!
それでは、個性的な沖縄のシーサーコレクションを最後に今回はこれくらいで。
シーサーたちが皆様のために魔除けをして毎日が健やかでありますように!